音楽療法の効果
音楽療法とは、
音楽の力によって、高血圧や不眠症など様々な病気を改善させる治療法。
モーツァルトの音楽は特に、生体機能に刺激を与える高周波や、精神をリラックスさせる「揺らぎ」を豊富に含み効果的といわれています。
宗教(原始宗教、自然崇拝など)の誕生と同時に音楽は生まれ、儀式や呪術に用いられ、これにより人びとの精神を鼓舞したり一種のトランス
(憑依障害)状態を引き起こしたりしました。
ユダヤ、キリスト教の賛歌などにおいても音楽は用いられ、信仰を深め、スピリチュアルな豊かさを感じさせ現在にも引き継がれています。
音楽による治療効果も古くから知られ、ダビデはサウルのうつ病を竪琴で治したとされています(旧約聖書『サムエル記』上16.14〜23)。
第二次世界大戦により大量の傷病兵を出した米国は野戦病院において音楽を流し、ないし演奏してみたところ兵士の治癒が早まりました。
その後米国を中心として音楽による治療効果が立証されました(1830年ディーサンズDiserensなど)。
現在は各地で高齢者ケア、引きこもり児童のケアなどの現場で活発に活動が展開されており、岐阜県音楽療法研究所を嚆矢として自治体、
大学でそのための研修、研究機関を設けるところも出てきました。
公的機関の認定として奈良市・岐阜県・兵庫県が独自の市及び県認定音楽療法士という資格を出しています。
現在の主流は日本音楽療法学会認定の音楽療法士という資格です。
音楽療法の対象としては、老人、発達障害者、メンタルヘルス、肉体的障害者、不登校児、学童、幼年期、薬物乱用者、神経障害者、他などがあげられます。
気分が落ち込んだ時に好きな音楽を聞いてリラックスしたり、明るい気持ちになれたり、やる気が起きてくることも音楽のメリットです。
日本音楽療法学会によると音楽療法とは、
「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、
音楽を意図的、計画的に使用すること」をさすものとされています。
音楽療法の効果
日本ではまだ歴史の浅い分野のためデータが乏しいという現実はありますが、さまざまな現場の生の声を生かして、これからもっと活用されることでしょう。
普段はコミュニケーションの苦手な人でも音楽がきっかけとなって心を開くことも不思議ではありません。
感情にダイレクトに働きかける音楽のリズムやメロディは、鑑賞したり演奏したりすることによって感動したり、癒されたり、記憶力をアップさせたりと、
毎日の健康的な生活のためにもお勧めしたい効果があります。
