
近年、音楽療法としてのモーツァルトに注目が集まって、数多くのオムニバスCDが発売されています。
ドン・キャンベル博士によるこのシリーズも、その類と思われるかもしれません。
しかし演奏のレベルやテンポ感に留意した曲の選び方や曲順、そしてやや高い周波数をわずかに強調したミキシングが、このシリーズの大きな特徴です。
ライナーノーツにある聴ォ方を参考にして、より効果的に聴くのも良し、
また気楽にBGMとして楽しむのも良し…。
ちなみに毎夜就寝時に聴いていて、最後まで聴けた試しがありません(笑)。
速やかで深い入眠は、爽やかな目覚めにつながります。
ただしこの第5巻に関しては、運転中に聴くのは避けた方が賢明でしょう。
世界的オーボエ奏者の宮本文昭氏のヒーリング曲からのベストアルバム。オーボエというとマイナーな楽器のイメージだが、
彼のオーボエの音色は一回聴いたら忘れられない色気のある、まさにベルベットトーン。
曲は映画音楽や、CM曲、クラシックのアレンジ曲が主で、宮本節が炸裂。爽やかな曲はより爽やかに、切ない曲はより切なく聴こえてくるのが
彼のオーボエの魅力だろう。
お薦めは7曲目の「ひまわり」。映画の原曲も素敵だが、宮本氏のオーボエはそれを上回るムードを作り出している。
かなりムーディーな曲ばかりなので、夜に聴くとさらに深味のあるアルバムになる。