1/fのゆらぎ
1/fのゆらぎとは?
読み方は「エフ分の1のゆらぎ」、音とは音波といわれる波の振動ですが、耳の鼓膜の振動によって脳に音として情報が伝わります。
その波が一秒の間に来た山の数を振動数、又は周波数と呼び単位はヘルツで表します。
物理の単位記号では「f」(frequency)(=周波数、振動数)と表します。
そして山から山までの時間を周期と呼びます。この周期(山と山の間の時間)が、一つの音波でも毎回違うことをゆらぎが生じていると定義されます。
規則的ではない、その微妙なゆれによって、人間には聞き取れないゆらぎが生じ、心地よく感じられるのです。
「1/fのゆらぎ」は、自然の中にある様々なリズムに認められ、人の体内の様々なリズムにも認められています。
それは自然の中の小川のせせらぎ、風のざわめき、波の音などを聴くことによってリラックスし、癒される理由の1つとされています、
そしてまた多くの人に好まれる音楽の周波数でもあるのです。
蛍の光の明滅のリズムにも「1/fのゆらぎ」が認められ、蛍の光で癒されるのも納得できます。
人に「1/fのゆらぎ」のリズムを聞かせると、心地よさを感じ脳波にα波が現れます。
α波は気持ちよくリラックスしている時に多く認められ、1秒間に10回前後の波が見られます。
そしてそれはどの程度目が覚めているかという「覚醒レベル」と直接的な関連があります。緊張している時はα波は少なく、
リラックスするに従ってα波が増えますが、眠気に襲われるほどだと逆に少なくなってしまいます。
緊張も眠気もなく、リラックスした精神状態の時にα波が大量となります。
また「1/fのゆらぎ」がリラクゼーションに効果的といわれているのは、「心臓」の鼓動に生じるゆらぎと呼応しているからだと言われています。
もともと人間の身体からはゆらぎが自然に生じているため、外界からゆらぎの音の情報を取り入れるということは、
身体にとって最も安心できる環境なのです。
母親の心音に安心する赤ちゃんは、胎内にいた時に母親の心音を記憶しているからだとも言われています。
そしてこの「1/fのゆらぎ」を農作物に聞かせてより良い生育、収穫の効果を期待されています。
モーツァルトの曲を聞かせて育てた苺はより甘く、ワインもより美味しく醸造されたそうです。
「1/fのゆらぎ」のある声を持つシンガーとして有名なのはナット・キング・コール、パヴァロッティ
日本人では宇多田ヒカル、美空ひばりです。
